受信レベルの安定化

研究者の男女

アンテナケーブルが長くなってくると、ケーブルの中で伝送損失が起きてくるため、本来の受信レベルに満たないことがあります。テレビの映りは見た目は良くても細かくみると悪いことがあるので、スペクトラムアナライザで波形を分析していくと、伝送損失がどの程度なのかわかります。 ケーブルによる影響は高周波になるほど起きやすくなるので、スペクトラムアナライザで高周波帯域を見ていくと対策が取れるようになります。 受信レベルが極端に低いときは、スペクトラムアナライザでブースターの出力レベルを測定しながら調節していくと受信レベルを正常にしていくことが可能になります。スペクトラムアナライザを使うことで、周波数の様子が波形を通してわかるので便利な測定器です。

スペクトラムアナライザとは、電気信号や電波・電磁波に含まれる周波数を分析するための電機計測器です。 スペクトラムアナライザは、周波数別の信号強度を2次元的にグラフ表示します。このグラフは、縦軸が電力または電圧、横軸が周波数になっています。 同じくグラフ表示を行う計測器にオシロスコープがありますが、オシロスコープの場合は横軸が時間となっていて、時間変化をグラフ表示しますが、スペクトラムアナライザの場合は周波数特性をグラフ表示します。 スペクトラムアナライザには、放送機器、無線機・送信機、携帯電話などの信号測定などを行う高周波用スペクトラムアナライザと、周波数測定や騒音測定などを行う低周波用スペクトラムアナライザの2種類があります。